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<title>西方 ひびきのブログ</title>
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<description>音響と映像とヴィークルのあれこれ</description>
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<title>低音のマルチチャンネル</title>
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<description>ウエスタンのコンプレッション・ドライバーは，過渡特性，能率，あらゆる点で素晴らし...</description>
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ウエスタンのコンプレッション・ドライバーは，過渡特性，能率，あらゆる点で素晴らしいものがあります．その能力をフルに発揮させるために，励磁電源は200V系ACを使い，さらにタンガーバルブや重量チョーク，定電流回路などを投入して，さらのホーンのマッチングで止めを刺します．抵抗成分によるアッテネーションなどは論外です．このように追い込んでいくと，ウーファーがまったく追いつかなくなります．どんどん離されていきます．必死でウーファーにも超軽量のコーン紙を使用した，励磁型を使用し，そのための特殊な励磁電源を作り，ネットワークのコイルも超低抵抗のものを特注もします．それでも追いつきません．もうネットワークのインダクタを液体ヘリウムに入れるしかありません．この高周波をカットするLPFのL成分と直流抵抗はいかんともしがたいものがあります．そこで，遂にマルチチャンネル・アンプ化にしました．アンプとアンプの間にチャンネルディバイダを入れるのと，アンプとスピーカーの間にインダクタを入れるのでは，低音に関しては，あきらかにチャンネル・ディバイダを入れたほうが有利です．中高音に関しては，よほどいいチャンネル．ディバイダとアンプを使わないと，いいネットワーク用のコンデンサには敵いません．今回は，低音のみチャンネル・ディバイダを通して別のアンプで駆動しました．中高音のWE594Aコンプレッション・ドライバーは，コンデンサーで，660Hz 6dB/oct でクロスさせ，低音のほうは，RCA MI-1444(デュアル・ウーファー)をDSPで660HZ 24db/oct でクロスさせ30Hz付近 と 80Hz付近 など周波数特性を実測したときにへこんでいたところをブーストしてやりました．使用したDSPは，テクニクスのSH-D1000です．このDSPのDAC部分は，このシステムの回りの使用機材に比べるとお粗末なものですが，十分な効果がありました．スピーカーとアンプの間にケーブル以外のものを入れてはいけないということがよくわかります．ここで低音を駆動するアンプですが，FETによる無帰還差動でDCサーボが軽くかかっているものです．蝦名氏による設計でこれを手作りアンプの会の皆さんと一緒に製作しました．なかなか良い設計です．ネットワークから開放されたスピーカー(ウーファー)は素晴らしいものです．次は電流駆動アンプになるでしょうね．&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>オーディオ</dc:subject>

<dc:creator>さいほう</dc:creator>
<dc:date>2007-05-19T09:01:20+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://western.cocolog-nifty.com/sound/2007/05/post_0423.html">
<title>フィールド(励磁)型スピーカー</title>
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励磁型のスピーカーをたくさん使用していますが，フィールド電源によって全く音も性能も大きく変わります．永久磁石でもアルニコだフェライトだ，ネオジウムだサマリウム・コバルトだとか，磁石の種類で大きく音が変わるわけですから，磁気回路の特性で音が縦横無尽に変化するのは，ごく当たり前のことでしょう．励磁型のスピーカーが製造された時代は1950年ころまでで，それ以降は強い磁力の永久磁石が安く作れるようになったので，電磁石を使う励磁型スピーカーは姿を消しました．ところがいろいろ調べて研究してみると，この電磁石方式のスピーカーというのは，かなり高性能で音質的にも素晴らしいものがあることが分かってきました．この励磁型磁気回路を駆動する電源しだいで，とてつもない性能を引き出せる可能性があるようです．極論すると励磁型スピーカーの性能は，コーン紙やダンパーやボイスコイルやエッジやフレームも当然重要ですが，フィールドでかなりの部分が決まってくるということです．コーン紙は当然最重要ですがその次くらいになるかも知れません．100回路近くの励磁電源回路を設計し試行しデータを記録してあるのですが，その結果は驚くばかりです．これらのスピーカーが設計された時代の励磁電源は，当時の励磁型のスピーカーの性能を十分に出し切っていない可能性があります．というのは，今から60年以上前には技術上部品の性能には限界があり，またその部品自体の製造が不可能だったり，半導体に至っては，存在していないわけです．今回現在の最新の技術を使って当時は作ることが不可能だった高性能な部品を投入した励磁電源を設計してみました．当然ながら現代では入手不能で，昔の部品のほうが良いものは徹底して昔の部品を使用してあります．完成した電源でドイツ製の1940年代のザクセンウエルケのフィールドスピーカーを鳴らしてみましたが，驚愕するような音がします．恐らくは当時はこんな音は出せなかったと思います．このような技術も部品もなかった訳ですから無理もないわけです．もともとこのザクセンウエルケの評価は，ダメという人と凄いという人にまっぷたつに分かれるようですが，これはフィールド電源次第だから仕方がないでしょう．どのくらいシビアかといいますと，このスピーカーは，フィールド電流が75mAが定格ですが，70mAから75mAの間では，1mA単位でどんどんと音が変わっていきます．2mAも違うと別のスピーカーです．トーンコントロールみたいなものです．電流値でさえこうですから，発生する逆起電力を制御する方法とそのレンジと安定度でもっとべらぼうに音が変わります．写真は今回設計した重量が16キロに及ぶ全半導体式の測定器並みの高精度な定電流電源ですが，これで高精度に制御すると励磁スピーカーは凄まじい能力を出します．はっきり言ってスピーカー自体より電源のほうがはるかに高価ですが，そのとおりの効果(Y^．^Y)があります．ビンテージでもここまでやらんだろうというくらいにチョークコイルが９発乗っています．100V位あれば足りる電圧に対して600Vスイング可能な電圧源を使っています．FETを高耐圧のものに変更すると1,200Vまでスイング能力を上げることができます．中途半端な試行で，あれはよいとか悪いとかラベル貼りをするのは容易ですが，理詰めで追い込んでデータを記録しながら試行していくと，ほとんどのところは物理法則と一致するので安心しますね．そこから先は藝術の世界ですから，個人の嗜好の自由におまかせすることにしましょう．&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>オーディオ</dc:subject>

<dc:creator>さいほう</dc:creator>
<dc:date>2007-05-01T10:50:41+09:00</dc:date>
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<title>WE555 とタンガー電源</title>
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<description>WE555用のタンガーバルブ電源を製作しました．他ではタンガーバルブ電源の音を随...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://western.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/dsc00011.jpg&quot; onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=640,height=480,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;Dsc00011&quot; title=&quot;Dsc00011&quot; src=&quot;http://western.cocolog-nifty.com/sound/images/dsc00011.jpg&quot; width=&quot;100&quot; height=&quot;75&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
WE555用のタンガーバルブ電源を製作しました．他ではタンガーバルブ電源の音を随分と聴いてきましたし，タンガーがよいとの話はあちこちで聞いています．しかしながら自分ではまだ採用には踏み切っていませんでした．回路方式でなるべく素材への依存を少なくするように回路に設計の工夫を凝らしてきたわけです．実際にセレン整流器を使用した超重量級励磁電源は，よそ様の普通のタンガー電源よりも数段素晴らしい音がしていました．今回は，この整流器をセレンからダンガーバルブに変えました．回路もタンガー用に修正はしてあります．回路技術的には，素材の差が極力排除されているはずですが，聴いてみて愕然としました．測定してもデータには現れてきませんが，タンガー電源では，音楽に美の女神が宿ったかのように深く美しく緻密に歌いあがります．これはもういけません．禁断の世界です．パンドラの箱が空いたようなものです．のめり込むような素晴らしさがあります．これで人生を潰した人が何人もいるという話が納得できます．夏場は暑くて長時間は聴いていられないのが救いかも知れません．このタンガー電源はウエスタンのオリジナルよりも数倍の物量と現代の高性能部品を投入して作ってあるのでなおさらなのかもしれません．病気の源ですね．&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>オーディオ</dc:subject>

<dc:creator>さいほう</dc:creator>
<dc:date>2007-04-12T17:11:53+09:00</dc:date>
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<title>トランス設計資料</title>
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<description>トラックバックのテストです．関東変圧器材さんから送ってきた資料です．</description>
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トラックバックのテストです．関東変圧器材さんから送ってきた資料です．&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>オーディオ</dc:subject>

<dc:creator>さいほう</dc:creator>
<dc:date>2007-02-09T10:16:38+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://western.cocolog-nifty.com/sound/2007/01/post_3a80.html">
<title>昔々はいい音だった</title>
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<description>オーディオ装置の雑音対策には，相当の注意を払っています．200Vを使いそのあとも...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;オーディオ装置の雑音対策には，相当の注意を払っています．200Vを使いそのあともノイズ・カット・トランスを何段も接続し，CDプレーヤーなどのディジタル機器はそれ自体が雑音の発生源になるので，その装置自体をノイズ・カット・トランスで可能な限り雑音源として遮断しています．ノイズ・フィルターも必要なところに入れています．たいへんな努力をして交流100Vを作り出して使っているのですが，対策が進んで出てくるのは，もう昔20年とか30年前はこんな傾向の音だったなあという思い出です．昔は，商用の交流は今に比べてもっと雑音が少なかったのでしょう．世の中のオーディオ機器は，昔々はみんな一様にいい飯(電源)を食って，いい音を出していたのに違いないと思うことしきりです．電機電子機器が増えディジタル系の雑音も増加して電源のノイズ汚染が進んでいるのでしょう．屋内の100Vを使うLANの構想が規格化され承認されましたが，こんなことが始まると高周波の信号成分がパワーラインに乗ってきますから，もっと雑音がひどくなるかもしｔれません．雑音に弱いのは，励磁型のスピーカーのフィールド電源で，スピーカーの電磁石がこの雑音に弱いのです．一般のスピーカーは永久磁石ですからほとんどの人は関係ないかもしれませんが，私にとってはおおごとです．さてもうひとつ意外に雑音に弱いのがCDプレーヤーのようです．私の実験ではCDプレーヤーも雑音対策したほうがよいようです．恐らくは混変調歪のせいだと思いますが，測定していませんのでまだ推測の範囲です．それにしてもやっぱり昔は音が良かったのです．励磁型のスピーカーを使っていたウエスタン・エレクトリックなどのビンテージは，現代では毒の水を飲まされながら歌わされているようなもので，歌は悲痛な叫びに変わっているような気がします．&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>オーディオ</dc:subject>

<dc:creator>さいほう</dc:creator>
<dc:date>2007-01-22T21:24:44+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://western.cocolog-nifty.com/sound/2007/01/we594a_e4a1.html">
<title>WE594Aをホームで鳴らす</title>
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<description>ウエスタン・エレクトリックの594Aや555などの装置は，映画館や劇場で業務用で...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;ウエスタン・エレクトリックの594Aや555などの装置は，映画館や劇場で業務用で使用するために開発されたものです．非常に広い空間を音場としてバランスするように設計されています．反面マニアルどおり設定すれば，若干の調整は必要ですが，ある一定以上の性能がきちんと出て，ウエスタンのサウンドになるようにも周到に作られています．ですからウエスタンのシステムをオリジナルのままの構成で使用するということは，とても重要なことではあります．しかしここで忘れてならないのは，元々巨大な空間をバランスの前提としてしていることです．これをホームオーディオの空間にもちこんでも&quot;まったく&quot;と言っていいほど鳴りません．バランスする前提条件がまったく違うのです．594Aなどは，数千人というオーディエンスにPAすることを前提に設計されていますので，40から50畳といったリスニングルームでも役不足と思います．まず何よりもホームでは天井が低すぎます．でも８から10畳くらいの部屋でならすことはできないものでしょうか．私の場合，性能が出れば別にどの会社のどのような製品であっても全く頓着しません．WE594AとかWE555を使用している理由は性能が優れている点と納得できる音に仕上がっているというというただそれだけです．いろいろなスピーカーがあって肉薄してきますが，この二つのドライバーにはそうそうには勝てません．励磁電源次第で懐がかなり深くなっているという点もあるでしょう．永久磁石を背負ったユニットは，この磁石と心中しなければいけませんのでどうしても自由度が落ちます．フィールド型のユニットというのは，負けそうになったら励磁電源を変えて磁気回路の特性を変えることができますし，これによって別のバランス点に変えていくことが可能なわけです．さてこのようなドライバーをすぐ近くで聴くとどんなことになるでしょうか？ほとんどの場合，まったく音になりません．594Aの場合などでは非常に能率が高いので，言い換えると非常に敏感にというか過敏に反応し微細な変化を如実に白日のもとに曝しだしてしまいます．マニアの人がじゃじゃ馬だとか，うるさいとか，調教に苦労するとか云われるのはまさにそのとおりで，このユニットに信号が届く以前の装置の性能をそのまま出してしまうからです．システムがまともであればまともに鳴ります．ウエスタンのマニアルを見ますと，性能的には(当時の部品の性能上の限界もあるのでしょうが)疑問が残るようなネットワークを使っています．実はこれによってかなり594Aの音がなまされているわけです．これにそれなりのパワーを突っ込んで，埋もれた音を人間の検知レベルまで持ち上げます．これをさらに遠く離れたところでホールの残響を味方につけて鳴らして初めて音になるのです．ビンテージ屋さんというのは，このナマシのテクニックに長けた方々で，このような状態で音をバランスさせる力量はさすがなもので，私たち素人は聴いてすぐにわかっても太刀打ちできるものではありません．でもこのような超高性能ドライバーをまったくなまさずにその絶対性能状態で鳴らしてみたいという気になってきませんか．これができるとひょっとするとオリジナルのウエスタンのシステムより優れた音で鳴るのではないかと思いませんか？つまり，標準的な(かつて劇場で鳴っていたような，マニアがお手本とするような)ウエスタンの音ではなく，ベル研究所でごく少数の人達が内輪で聴いていただろうという音です．研究という名のもとに一切の妥協をせずに，優秀な頭脳と膨大な資金をつぎ込んで得られる，究極の道楽の音であり性能です．その空間はそれほど広いものではないはずです．そうホームシアター程度でしょうか．WE594Aドライバーを追い込んでいくと，いわゆるウエスタンの標準システムの音をはるかに超えた別の世界が見え隠れします．当然このドライバー用の専用アンプを設計せざるを得なくなりますが，その世界はそれほど広い空間を必要としないと推察しています．555ドライバーはウエスタンの世界で鳴るドライバーですが，594Aドライバーはウエスタンの音の世界を超えて鳴るドライバーかもしれません．ベル研の連中はニヤニヤしていたかも知れませんが運用する側のウエスタン・エレクトリックでは苦労していたと思います．実に研究と道楽は紙一重かも知れません．&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>オーディオ</dc:subject>

<dc:creator>さいほう</dc:creator>
<dc:date>2007-01-13T13:54:21+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://western.cocolog-nifty.com/sound/2007/01/post_f205.html">
<title>ウエスタンなんかおやめなさい</title>
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<description>ウエスタン・エレクトリックを信奉する人がかなりいます．そしていつかはウエスタンを...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;ウエスタン・エレクトリックを信奉する人がかなりいます．そしていつかはウエスタンをと想いを馳せる人もたくさんいます．しかしウエスタンの音を聴いたことのない人がほとんどです．またちゃんと鳴っているところが少ないのも事実です．そのような音を聴いてウエスタンはこの程度かとか594aの音は嫌いだなどとおしゃる方がいるのは無理もないことです．これからウエスタンをやろうという方に対しては，私はこの趣味はあまりおすすめしません，無尽蔵の資金と膨大な時間と十二分な技術力があるのならば話は別ですが，普通はやめておいたほうが無難です．当の本人が云っていますからこれはそれなりに説得力があるのではと思います．まず第一にウエスタンの装置でバランスさせるには，巨大な空間が必要です．もともと劇場とか映画館用の装置ですから．田舎に廃業した小さな映画館などが売りに出されていたらこれを買います．資金のある方は，巨大なリスニング・ルームを建築します．装置は非常に数が少なくとても高価です．良い装置に限ってなかなか市場には出てきません．ご本人がお亡くなりになるかしないとなかなか出てきません．皆さん年齢順にお亡くなりになるのを待っています．毎日健康に注意して長生きしなければならないのです．ものを揃えるのにも時間がかかるし鳴らすのにも時間がかかりますので，膨大な時間を費やします．おのおのの装置は100年に及ばんとしていますので経年変化，劣化，故障していますので，これを修復する技術力と鳴らすための音響に関するあらゆる技術力が必要になります．こんなものに大事な時間とお金をつぎ込むよりは，演奏会に数多く行ったほうが良いでしょう．また，どうしても聴いてみたいというのであれば，お持ちの方に礼を尽くして拝聴させて頂けばいいのではないかと思います．ウエスタンをやっていらっしゃる方は紳士の方が多いので大概は快諾されるものと思っています．ウエスタンの世界は，特に555などは魔法の世界を持っていますから，ひとたびこれに深入りして落ちると社会復帰が困難になります．ウエスタンに限らずオーディオで人生を潰した人は結構な数に上ると思います．君子は危うきに近づいてはいけません．庶民はちょっと聴いてみるくらいにしたほうがよろしいかと思います．身を立て功を為し名を上げた人は道楽に耽るよりも次の時代を担う世代を育てることや，この社会をよりよくするような活動に勤しんで戴ければと思います．私も道楽はそこそこにしておくようにこころがけています．といいながらそれなりの深みにいることは事実ですので，持ち前の新しいもの好きと飽きっぽさに救いを求めています．&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>オーディオ</dc:subject>

<dc:creator>さいほう</dc:creator>
<dc:date>2007-01-10T17:43:39+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://western.cocolog-nifty.com/sound/2007/01/post_b550.html">
<title>音のブレンダーたち</title>
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<description>私の周囲には，とても耳のいい人がいて驚かされます．使っているパーツの音とか回路方...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;私の周囲には，とても耳のいい人がいて驚かされます．使っているパーツの音とか回路方式の音などを聴きわけてしまうのです．まるでオーディオ・チャングムです．チャングムですと，この魚の煮付けは柿の味がします．しかしそれがなかなかわからないのは，魚の味を殺さないように控えめにしているからです．そのために柿と魚の間を取持つために干しアワビをゆっくりぬるま湯で戻して使っています．でもアワビの味はあくまで繋ぎですから筍の煮汁でなんたらかんたらして，ああだこうだでどうしたものと思われます．おおさすがチャングム．よくぞ．という風になるわけです．これがオーディオですと，この音は，アンプに東一の銅箔フイルム・コンデンサをカプリングに使っていますね．銅の音がする．とてもキレイな音に仕上がるのだけど今一番に音に強さがほしかったと見えて，ウエスタンの単線を配線に使って音に芯を出しているね．なるほど，でも音がつまり気味になるからこれはスピーカーの低音のほうのケーブルをアクロの６Nの太めに換えてみたほうがいいね．なーんてことを平気で言うわけです．そしてその通りにすると概ねそんな風になっていくという達人の方々です．本当にいます．ブランデーとかウイスキーのブレンダーみたいな人のオーディオ・バージョンです．この手のプロになるとかなり自由に音を作ってしまいます．ショーなどの前には，凄まじい迫力で徹夜で音をブレンディングして作ります．私たちが聴いている音は，そうして作られた音なんですね．私たち素人は勝手にこの音はいい音だとか，響きが，伸びがヘチマだトマトだと評価しますが，こは実は，一人ひとり音の聴いている場所というかポイントが違うんです．そしてさらに各自の好みというものが付加されて，自分が聴いて気持ちがいいものを”いい音だ”と言っているんです．プロの人たちはいろいろな音を聴いていて，いろいろな人の好みと聴いているポイントの違いとか好みのパターンを何通りも知っています．そして部屋と機材と聴く人の好みを察知し，最適な相性のソースを選びそれが心地よいようにチューニングしてしまいます．その意味で自分の好みの音しか受け入れずにそれで音のよしあしを判断するのは，超マニアであってもプロではないのです．マニアは王様ですからこの好みに合わせて自在に音を操るのがプロです．私は素人道楽ですが，このようなプロの人たちとお付き合いすることがあり，その人が自分用に調整したプライベートな装置の音を聴くことがありますが，それらは仕事で作っている音とは全く違ったもので，とても面白いものです．仮にミスターリズム氏とよびましょうか．この人の聴いているいところはプレゼンスとリズムが主体です．周波数特性とかは論外で，少々歪が多くともプレゼンスが確保されていればOKです．情感的な音のグラディーションとかディティールという指針はあまりつかわずに，それを情報量といい形で再構築して判断しています．私の聴き方とかなり異なるのでとても面白く，評価のメジャメントがまったく違いますが，最終的にいいとか悪いとかの判断では一致するところが多いというのがおもしろいところです．またミスターモーツアルト氏といいかたもいらっしゃいましてこの方のリズム氏とは対極で，情景とバランス，表現描写を聴いていらっしゃいます．まったく違うモノサシですが，これもまたよしあしの判断では一致することが多いのでとても面白いと思います．&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


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<dc:creator>さいほう</dc:creator>
<dc:date>2007-01-09T18:12:10+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://western.cocolog-nifty.com/sound/2007/01/post_62a8.html">
<title>制動の効いた音</title>
<link>http://western.cocolog-nifty.com/sound/2007/01/post_62a8.html</link>
<description>現代のスピーカーとアンプのコンビネーションは，ほとんどがこのカテゴリーに区分でき...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;現代のスピーカーとアンプのコンビネーションは，ほとんどがこのカテゴリーに区分できます．ですから私が勝手にこのような名前をつけてもほとんどの方はピンとこないと思います．この音は”一般的な”いい音の中核を成すものです．私のテーマとはどちらかというと逆の方向の音になりますが，この音はこれでとても楽しめるものです．スピーカーは，ダイレクト・ラジエーションで低能率ですが周波数特性が広くネットワークでインピーダンス補正をしてうまくチューニングしてあるものを使用します．アンプのほうはNFBを十分にかけて周波数特性，歪率が良好で，高性能，大出力で，高いダンピング・ファクターで，スピーカーを制動して完全管理下において強引に駆動しよういう音で，中音域にはタメを目一杯に出します．音は重くず太感があり音の枠組みが太くしっかりとした，これでどうだとばかりに聞かせる音になります．&lt;br /&gt;
これに対峙する音には，柔らかく自然で自由奔放な音があります．軽いコーン紙の高能率のスピーカーを大きな密閉箱や平面バッフルにとりつけ，ネットワークはないかまたは２ウェイで高音のみをキャパシタ一発でカットします．アンプは小出力でも最低限の性能を無帰還で実現したものを使用します．ダンピング・ファクターは大きくありません．音は速く軽く，自由で自然で奔放で何時間聴いても疲れない，表現のしようによっては芯が弱い脳天気な音と言えるかもしれませんが，音の階調が非常にこまかく一音一音の色の違いも自然に表現するというものです．制動の効いた音というのは，元気で力持ちの男性的な音と云えるかもしれません．その意味では制動の効いた音のほうは，お店などで試聴したときにわかりやすい音に属するでしょうね．この音が好きで，制動を聞いてそれをシステムの評価基準にしている人もいます．&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>オーディオ</dc:subject>

<dc:creator>さいほう</dc:creator>
<dc:date>2007-01-08T17:58:56+09:00</dc:date>
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<title>雑音も音の構成要素</title>
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<description>皆さんは無響室に入ったことがありますか．無響室というのは，音響機器を測定するため...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;皆さんは無響室に入ったことがありますか．無響室というのは，音響機器を測定するための特別な建築物で，外部からの音を遮断するための強固な壁を持ち，内部には音を吸収する長さ約30センチ位の吸音材を貼り付けた楔状の吸音物を隙間なく設置してあります．このような部屋でスピーカーの測定などを行います．外部からの音の侵入もなく，内部で発生した音の反射音はすべて吸音されますので直接音だけを聴くことができます．この部屋に入って出口をロックすると無音の空間になります．静かというよりは不気味な感覚に襲われます．そこで思うことは，静まりかえる，あるいは静かというのは，そのような音がまだ存在しているということです．それすらない世界は不気味な死の世界のようなものかも知れません．清流の名水は，とてもおいしいのですが，それをさらに精製して蒸留水にするとこれは，まずい水になってしまいます．何もない，死んだ味の水になります．小川のせせらぎの音，かすかに聞こえる虫の声が決して不快には聞こえず，寧ろ無響室の無音が不気味に感じられるのは，&quot;あたりまえ&quot;の不思議です．日常性からかけ離れた無の世界には，人間の生理はむしろ不安を感じるかも知れません．オーディオ装置には，あらゆるところで雑音の脅威にさらされています．最近のディジタル機器の普及により高周波の雑音が音をかなり汚しているのは事実です．この雑音を排除するために何段にもフィルターやらノイズトランスを入れたり，バッテリー駆動で交流電源から侵入する雑音を遮断したりしますが，徹底的にこれをやっていく過程で，(私の主観ですが)音がヘンというか不自然になっていくことがあります．私見ではどうも，雑音を除去しすぎると音のバランスが崩れるところがあるようです．というのは，元々の音自体をミキシングでこしらえて，何らかのモニターシステムで人間が聴いて判断して音作りをしていますから，その環境がかなりいいものだとしても雑音が皆無であるはずがありません．つまりあるていどの雑音があって，その上で音が出来上がっているのです．よくACコンセントの向きを変えて音の差をチェックして，音のいいほうを使いましょうという記事が書かれていますが，その理由に雑音が少ないほうがよいからと書かれたりしていますが，ほんとにそうでしょうか？実は雑音にも音の差がかなりあります．コンセントを差し替えて実際に測定してみて，どちらの音がよいか，正確には，&quot;どちらの音のほうが好きか&quot;で判定してみると，かならずしも雑音の少ないほうがいいとは限りません．エライ先生にお叱りをうけたら，でも私はこちらのほうが好きなもんでと云ってしまえばと思います．私の場合もやりすぎのときは，少々雑音特性を劣化させたりします．お茶を濁すということばもあるくらいですから．プロの人たちは明らかに確信犯で，これをやっていますね．&lt;/p&gt;</content:encoded>


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<dc:creator>さいほう</dc:creator>
<dc:date>2007-01-02T18:15:09+09:00</dc:date>
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